中学生向けに高専入試について解説。卒業後の進路(編入学、就職)や学生生活についての記事を掲載。

部活動・同好会

運動部は高校の体育大会にも出場できる

 運動部の主な大会には,高校大会と高専大会があります。以前は,高校の大会には出場できないことが多かったのですが,現在は出場できるようにってます。高体連の主催する高校生の大会には高専の1~3年生が出場できます。また,野球部は高野連の主催する高校生の大会に出場できるようです。
 また,高専大会というのは全国の高専による大会で,高校の大会よりも規模は小さいです。部活によって,高校大会または高専大会のどちらに重点を置くかというのは変わってくるようです。

高専ならではの部活・同好会もある

 たとえば,ロボット研究同好会などが高専ならではの部活です。工作機械やCADなどが充実しているので,本格的に活動できるようです。運動部でも珍しい競技をやっているところもあるようです。また,私の通学している高専では,以前NC同好会と称して製品を数値制御の機械で作っているところもあったようです。「ものづくり」をやっている同好会は高専には比較的多いようです。

編入による大学への進学を考えるなら活動できるのは4年の夏くらいまで

 旧帝大・東工大の編入学試験に合格している人は,だいたい4年の夏休みが終わったころから実際の行動に移している人が多いです。この頃から徐々に復習をし,参考書を買い集めて大体冬休み~春休み前にかけて軌道にのせます。編入も高専では一般的になり,以前より難化傾向にあるので早くからの準備が必要となっています。したがって,一般受験で旧帝大・東工大クラスを狙うにはこの時期に部活を引退し,受験勉強にシフトしていくことが大切です。もちろん,普段からの成績が良い人で推薦による編入学を考えている人などは,部活を続けていく人も多いです。
 また,就職希望で勉強のために部活を引退するといった人はほとんどいません。


↑ PAGE TOP