ロボットコンテスト
ロボコンとは?
ロボコンをNHKの番組等でご存知な方も多いと思います。正式名称は「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト 」といいます。1988年に始まり,2007年で第20回を迎える歴史ある大会です。比較的大型なロボットを用いて,他の高専と対戦して勝敗を決定するものです。年を重ねるたびに,課題が高度になっているようです。毎年,11月の下旬から12月の始めごろに開催され,テレビで放送されるのでご覧になられると良いでしょう。また,地区大会の模様も深夜時間に放送されます。
ロボコンをやるのは一部の学生だけ
ロボコンは学科全体でやっているなどと思われがちですが,参加しているのは実際は一部のみで学生全体の数パーセントに過ぎません。ロボットの作成は,主に部員が数十人程度の部活・同好会で行います。高専に入ったからといって必ずしもロボコンに参加するというわけではないのです。実際,私もロボコンには参加しておりません。逆に言えば,ロボコンにはやる気のある人だけが集まるということです。機械系・電気系・制御系・情報系の人が主として参加しているようです。 高専生の中では,ロボコンにはかなり「濃い」人が集まっているイメージがあるようです。
技術・知識を習得できる
ロボコンでは,企画・設計・製作を学生主体で行わなければなりません。必然的に設計や製作の知識を学ぶことになります。他の機械と関係ない学科の人でも,機械工学科顔負けの図面や工作機械の取り扱いをマスターしている人も少なくないようです。将来,ロボット関連の職に就きたいと考えている人にとっては,アドバンテージになるとおもいます。
実際にはかなりハード
大会近くになると,夜遅くまで学校に残って製作することも珍しくないようです。疲れきって,授業中に寝ている人も見受けられます。大会近くでは定期テストも近く,かなり過酷なようです。ただし,それを理由として学業をおろそかにしてはいけませんが・・・